ペットは土葬もできるのですが……
現代の日本では人間の土葬は違法です。でも、ペットの土葬は法律で禁じられていません。
ただ、悲しいことにペットの遺体は「動物の死体」という区分で、法律上は生ごみ・粗大ごみと同じ扱いの
一般廃棄物に区分されます。
土葬する場所にはルールがあり、私有地以外の場所に遺体を土葬した場合、5年以下の懲役もしくは1,000万円以下の罰金、または両方に処されます。私有地といっても、近くに水源や畑があれば水や土壌の汚染の可能性があります。また、隣の家の距離が近ければ、異臭トラブルも。
もちろん、自宅の庭に埋葬すれば、大切な家族としてのペットを身近に感じられるとお考えの方もいるでしょう。
ただ、自宅に土葬すれば、簡単には引っ越せなくなります。
大半の方は火葬を選んでいますけれど……
実際には、様々なポイントから火葬を選ぶ方が多いですね。ペット霊園や納骨堂を利用する人が増えているのはご存じのとおり。
こうした施設は管理の手間が省けるメリットがありますが、納骨料、墓石代、管理費はかかります。また、こちらの場合も引っ越したらお参りするのが大変になるかもしれません。
そのような事情から、火葬したペットの遺骨をそのまま手元に置いている方も多いようです。
本来の意味で「身近で、手元で供養」をしてみませんか？
おすすめなのが、遺骨を練り込んだ位牌や写真立てを作ること。遺骨そのもののままで置いておくよりも、より供養の気持ちが込められます。
また、最近人気なのが「遺骨ハーバリウム」。大切なペットのイメージに合った、お好きな花の色を使って作ることができます。
こうした「手元供養」は部屋のインテリアにも合わせやすいし、引っ越ししても、どんなに狭い部屋でもすぐ供養でします。
しかも価格も￥30,000〜。非常にリーズナブルにオーダーが可能。
「大切なペットを身近に感じる」ために、今もっともおすすめできる方法です。
著者情報
 | 未来のお思託編集部 散骨、お墓、終活などの準備に関する様々な知識を持つ専門チームです。皆さまのお役に立つ情報をお届けするため日々奮闘しております。 |